段ボール家具の作り方!を先日紹介しましたが、
今日は、ごく基本的なことで、
ダンボールシートの切り方を解説したと思います。
切り方?
なんて思うでしょうが、
ダンボール家具を作る時に使う
強化ダンボールは、一般段ボールと違ってとても堅いので
画用紙を切るようには、切れません。
コツがあるんです。
まず、木のように丈夫な
強化ダンボールシートですが
カッターで切ります。
DIYで使うような大きなカッターでなくていいんです。
紙工作や一般に売っているカッターでOKです!
100円ショップなどでは、ダンボールナイフなるものが売っていますが
それは、刃がのこぎりの様にギザギザになっていて
のこぎりの様に、押して引いて切るので
断面がきれいになりません。
紙の繊維が毛羽だってしまします。
そんな質感を求めている場合や、寸法に精度が必要ない時はそれでOKです。
さてさて、カッターでの切り方です。
強化ダンボールシートの厚みは、10ミリと15ミリのものがあり
分厚いので、シートを垂直に切るには、コツが入ります。
それは、力を入れない事。
定規に沿わせて
軽~く、引き切りしてください。
シートの上にしっかりと定規をあてて
定規の背の方を使って
シートに対してカッターの刃を垂直にあてて
軽く引いて行くのです。
ココで無理矢理力を入れて
「一気に切ろう!」という意識を持たないですでください。
あくまでも軽くダンボールシートの表面に書くぐらいの感じです。
シートの表面は一般ダンボールと違って堅いので
一度に切ろうとせずに、
何回も、軽~く引き切りする感じです。
この時も定規の背に沿わせて、垂直に刃を引いてください。
ダンボールの構造は、表面のライナーというまっすぐなシートと
内側のなみなみ部分のフルート部分を裏面のライナーにサンドされて作られています。
(強化ダンボールの場合は、フルート部分が2層と3層のモノがあります。)
強化ダンボールは、サンドしている表と裏のライナー部分が特に堅いので
その部分が切れてしまうと、とても楽に切れます。
楽に切れるぶんだけ、刃が垂直に入る様に気をつけてください。
そして、何回も刃を通して引き切りして行くと
最後の裏ライナーに刃があたります。
これも1度に切ろうとせずに
何回も刃を通す事でカットしてください。
途中で切れ味が悪くなったら
カッターの先を折って、新しい刃にして
常によく切れる状態で使ってください。
ちょっとでも刃が欠けたら、すぐに折るぐらいがいいです。
これで、断面もきれいに
木のように丈夫な
強化ダンボールシートも切れるでしょう。
カッターにも正しい使い方があって、
あまり刃を鋭角に立てずに、引いて切るのが鉄則です。
これをのこぎりのように
押して、引いて、使ってはきれいに切れませんのでご注意を!!
さあ!あなたも
強化ダンボールで
面白いもの作ってみませんか!!